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今期も真菜子はブログ担当です。

2024

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2007

0601

【ギュス様の書簡4日目】

(非常に達筆な草書体で記されている…)


探索早々襲い掛かってきた畜生どもを軽く叩き伏せる。

遺跡最初の歓迎者が毒蠍とは中々洒落たお出迎えとなったが、所詮は畜生。
毒の扱いも数百年の研鑚によって磨かれた影千家には遠く及ばない。


と言うより、最初から畜生どもなど眼中には無かった。


食前の運動にもならない戦いを済ませ、息も切らせず背後を振り返る。

 

理由は一つしかない。

 

『このクソ小娘がッ!!
 貴様はこの大事な時に一体何をしておった!!』

 

探索についてきた厄介者を叱りつける。
まったく持って迷惑な話だが、これはもはや俺様の日課にすらなっていた。


やることなすこと卑猥すぎる、雅も情感も一切含まぬ煩悩の化身。

怒りの矛先である奴は、大して悪びれた風も無くあっけらかんと答えた。
それが俺様の怒りにさらに油を注ぐとわかっていながら。


「何を言っておるのじゃぎゅす。わしも存分に力を振るっておったぞ?
 なんじゃ…見てなかったのか。ならば仕方ない、再演料はタダでよいからの。ほれ!」

 

要らんッ!
 早くその小汚い乳房を仕舞え!!全く風情のかけらも無いな貴様はッ!』

 


そこから叱りつけること悠々2時間。

疲れて眠りに付いた小娘を外に放り出し、俺様の一日はようやく終わりを迎える。


-----------------------------------------------------------------------------

 

どうしてこんな邪魔者が同行することになったか、理由は少し前にさかのぼる。

 


季節にして春雨の柔らかく降る頃のことだ。
更なる銘茶を求めて諸国漫遊をしておった時、とある場所でふと噂話を耳にした。


なんでも古来から残る村の底なし沼に、夜な夜な娘の妖怪が姿を現わすのだという。


それは村人に危害を加えることは決して無かったが、
見かけた男性が一人残らず骨抜きになって戻ったという事もあり、
村では小さな騒ぎになっていた。

そこに丁度漫遊の旅を続ける俺様が訪れたのだった。

最初は興味本位の延長で話を聞いていたが、
運悪く僧衣を纏っていた為に旅の修験者と間違われ
一晩の宿代がわりに妖怪退治の真似事のようなものをする羽目になった。

最初は面倒過ぎて断ったものの、宿主の懇願と一宿一飯の礼に応える義理もあった為
仕方なく引き受け、適当に形ばかりの儀礼を済ませて帰る算段であった。


妖怪話など、所詮人の好奇心と恐怖が紡ぎあげた幻想に過ぎない。
適当な儀式でも見せ付けてやれば不安の衣なぞ容易に剥がれるものだ。

村のものを呼びつけると思いつくままに適当な説法を説き、
大袈裟な祭壇を組み、用意させた絢爛な衣装を身に纏い、
清めの一服と称して甘茶をこぼす。

歌舞伎役者も裸足で逃げ出す上々の芝居と、村人全てを信じ込ませるには充分な演出。


それで全てが解決する脚本。

 

事実、俺様の予想通り怪奇現象はその日からぱったりと止んだという。


喜んだ村人からは馳走と金一封を受け取り、これにて一件落着、千秋楽に終わる美談。
全ては台本どおりに進んでいたはずであった。

 

だが。


何の因果か、俺様はとんでもないオマケを受け取ってしまっていたらしい。

 


その晩からだ。

 

俺様の寝所に夜な夜な小娘が出入りするようになったのは。

------------------------------------------------------------------------------



衣擦れの音が耳元で五月蝿いほどに響く。

 

…そろそろ頃合だろう。


既に音の主はわかっていた。考える必要すらない。

 


顔を上げれば目前には予想通りの客人が一つ。

これが朝の目覚まし代わりになってしまうとは、当時は思いも寄らなかったことである。

 

怒り感情が鉄瓶よりも容易く沸点に到達する。

 


『だから何度言ったら貴様は理解するのだッ!!』

 


用意してあった特製の苦茶を躊躇うことなくぶちまけた。

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2007

0531
またぱったりと更新が滞ってしまいました。

突然多忙モードに入ると言い訳も出来ないこの状況を何とかせねば…。


先週の超更新頻度からガクッと落ちちゃって、
チェックされた方には本当に申し訳ない状態ですが、もうちょっと続くと思います。


なんか方々で色々ネタが進んでてそれもゆっくり見たいのになぁー。


とりあえず現況のみお知らせでした。


でもこれだけは取り上げておくべきだと思いましたのでリンク。



ご馳走様でしたっ!!(笑



あ、あと…恐れ多くも茶坊主を書いて頂いてるようです。


その1。

叱られた挙句に似顔絵まで描かされて、ホント茶坊主は酷いですよね!
奴に見せても厳しい批評しか来ないと思うので、私から御礼を!

くろすけさんともども、島の探索頑張ってくださいね!


その2。

こちらもわざわざ有難うございました!
茶坊主はああ言ってますが、めがねこさんはもっと愛されるべき人です。
そう、同じメガネ属性に生きているものとして大事なポインツなのです。

あ、あと茶坊主の全身像の絵はぬまちゃんが描いてくれたスケッチですよ。
残念な事に私には絵心が乏しくて…。
お褒めに預り嬉しいです!これからもどうぞよろしく!




もひとつ。連絡しようしようと思ってたこと。


○闘技大会マッスルタッグマッチについて。


相棒のエニシダさんから快いお返事を頂きましたので、
セコンドさんが見つかれば第1回からでも…と最初は思ってましたが、

このような事態になってしまい、今から募集も間に合いませんので、


第2回闘技大会にて正式参加という方向で調整をしたいと思います。


第2回闘技大会がいつなのかは不明ですが、参加表明ということで。
エニシダさんご準備をよろしくお願いしますね。


それに伴い、セコンドさんも正式に募集いたします。


○募集条件

・第2回闘技大会にて、茶坊主、エニシダさんコンビと共に参戦しても良い方。
・ポジション上、セコンドとしてのロールをセリフ等で表現可能な方。
・年齢性別種族技能、一切問いません。どんなのでも来いやあ!
・どんな感じのセコンドをやりたいか、積極的にアピールアピール。
・あとネタ参戦なので上位は狙えないかもしれません。それでもOKな方。


以上の条件を満たす方で是非参加してみたいという方は

こちらのコメントか、本家伝言板の茶坊主(544)宛にメッセージにて


ご応募をお願い致します。
万が一複数の方の挙手があった場合は、選考とさせて頂きますので
どうぞご了承をお願い致しますね。


一人もご応募がない場合は立ち消えになります(笑


それでは長くなりましたがお知らせでした。


真菜子でしたっ!


2007

0524
こんばんわっ。真菜子ですっ!


茶坊主に更新権限奪われてからちょっと離れてたんですが、


気が付いたら大変な流れになってました。


もう好き勝手やっちゃってるわね。あの茶坊主め…。
尾田くんは自業自得だから仕方ないとして、でもこのまま放置もマズイわね…。


なーんか調子に乗ってるからまだ被害者が出そうな雰囲気だけど
一般人に被害が出ちゃうのはなんとか食い止めなきゃ…。


ん、このチラシは…


(はっとひらめいた)

そうかっ!!公式試合なら思う存分技を振るっても問題ないってわけね!


茶坊主は適当にそそのかして出場させるとして、あとは相棒さんの予定をチェック…。
あ、3人一組だからセコンドさんも必要になっちゃうわけかー。


こればっかりはあの二人組の間に入っても構わないような度胸の据わった人じゃないと。


んー。だれか候補は居るかなぁ。

希望を募ってみたら立候補があるかしら…?


真菜子でしたっ。




※上記の件は単なる妄想無茶振りです。本気にしないで下さいね?

ご当人さんに限り、本気にして下さっても一向に構いません。マッスルタッグマッチ!

2007

0524

【ギュス様の書簡3日目】

(非常に達筆な草書体で記されている…)


まったく歳というものは人を腐らせるものだ。

日本を発つ前に影千家の頭目のクソジジイどもが俺様に言った言葉がある。

 

『利仇!なんとしてでも宝玉を手に入れるのだ!さすれば我が影千家の再興が…』

 

くだらない。くだらなさ過ぎる。


あらゆる願いを叶える宝玉などという胡散臭い噂をまともに信じ込み、
それに棺桶に片足突っ込んでいるような傍流の未来を託そうとするとはな。


さすがにこの言葉を耳にしたときは、大声で笑い飛ばすしかなかった。


クソ開祖の利休が、千家が、国の政権に深く関わっていた時代、いわゆる黄金期とやらは
軽く見積もっても500年も過去の話。しかも実質的には利休一人だけのことだ。

それを、だ。

たかが数十年の栄華の時期を未だに伝説のように語り継ぎ、
今でもまだ再び表舞台に立てるなどと考えている輩がこの世に居ようとは、

しかもそれが影千家の頭目とあろう者だとは、まさか思いもよるまい。

 

俺様の高らかな笑い声に随分憤慨して『おられた』ようだが、
そう思うなら俺様などを送り込まずに、ご自分でお宝発掘でもしておれば良いのだ。


まったく望みばかり高く、行動は全くしない芋虫のような連中。

 

そんな奴らなど、この闇の歴史と共に滅んでしまえばよい。

思いつつ、しかし敢えてこの件を受けたのは他でもない。俺様にも理由があったからだ。

 

影千家は茶の湯が含んでいた闇の部分、茶で人を殺す術を徹底的に仕込まれた流派だ。

それには表にも裏にも現存しない、クソ開祖が編み出した極意と呼ばれる技が含まれている。

 

利休が直弟子には伝えなかった茶の湯の奥義がそこにはある…と思われていた。
いわゆる主流と呼ばれる茶道の直弟子たちにな。しかも一方的にだ。


それ故影千家は本流よりありもしない恨みを買い、虐げられ、京を追われることになった。


影千家の隠れ里が遠州は伊豆に押し込められているのはその名残だ。

 

このような暗い過去を背負わされたが為に、頭目のようなネジの外れた老人が生み出された。
と考えると連中の妄言も少しは可哀想にと思える部分はあるのだが、


厄介な事に、


本流にも未だ 『利休の極意が影千家に伝えられている』 などと思う輩があるらしい。

 

 

まったく持ってくだらん話であろう?

 

だがそう思えどもこの俺様自身、既に何度か本流の刺客に狙われたことがある。
思い込みの激しい奴ほど言葉が通じないとはこの事だと、思い知らされた苦い経験だ。

 

だからこそ俺様は決断をした。


願いをかなえる宝玉のことはどうでも良い。


しかし探索の為に力を振るう事を許されたこの島の環境が気に入った。
この場所ならば存分に刺客どものお相手も出来るだろうと思ってな。

 

俺様が持つ影千家の業を全て吐き出し、誤った歴史認識にトドメを刺してやる。

 

これが俺様の最大の願いであり、この島に足を踏み入れた最大の理由なのだ。

2007

0523

尾田を華麗に仕留めて、ようやくひと段落着いたと思ったら…

とんでもない事をしでかした奴を見つけてしまってな。




貴様!戦闘では自重しろとあれほど言ったではないか!!




奴には再教育を施してやるしかあるまい。
だが、小娘ごときにわざわざ相棒の力を借りるわけのもいかんな…。

あとで茶室に呼んでみっちり説教してやるとしよう。


ところで助手小娘にそそのかされて着替えをしてみたが…

何とも着心地が悪いな。やはり服は和装に限る。

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プロフィール
HN:
一ノ瀬 真菜子
性別:
女性
職業:
助手兼マネージャー
趣味:
ふふ。一杯ですよ☆
自己紹介:

身長:170cmは確実に。
体重:永遠のヒミツです★
体型:胸元には自信アリ!

趣味:萌えたりキューンってなったり。
特技:一気に駄文を打てること?

好きな食品:
 オハヨーマンゴーヨーグルト。
苦手な食品:
 酢昆布。
好きなもの:
 キューンとするもの。
嫌いなもの:
 キューンとしないもの。

性格:見たままです!
口癖:無いと思いますけどー。

仕事:某有名コスメサロン勤務。
副業:茶坊主の行動監視。


坊主:千利仇 末永

あんまり相手にしない方がいいですよ。
すぐに怒り出す茶道の達人らしいです。
どうしてこの人が私の先生と知り合いなのか謎…
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