2007
【ギュス様の書簡2日目】
(非常に達筆な草書体で記されている…)
これは声を大にして言わせてもらうことだが、
全ての元凶はあのクソ開祖、千利休にある。
歴史の教科書や大河ドラマじゃ、随分素晴らしい人物として評されているようだが、
あんなものは後世の弟子たちが勝手に褒めちぎったからに決まっているではないか。
だってそうであろう?
単なる茶をたてるの上手いだけの人間がどうして歴史の表舞台に顔を出せると言うのだ。
奴があれほどまでに歴史上の英雄どもに重宝された理由としては全く持って不十分だろうが。
世の歴史学者とやらも考えが甘いというものだ。
なぜ千利休が政治に深く関わる事が出来たのか、その点に目を向けられないのだからな。
卓越した政治センスと交渉術、それも確かにあろう。
奴が商人生まれの秀才でなければ、血を血で洗う下克上の世で成り上がるなど出来はしない。
それは良く分析したと褒めてやらんでもない部分だ。
だが、それだけではない。
千利休が英傑たちの側に居られたもう一つの理由。
茶の湯。
後世に『詫び茶』と名付けられた新しい形式の完成。
それは豪華さを排除し、武器の携帯すら許さなかった完璧な密室の構築であった。
何故、シンプルなのか。
何故、一対一を好むのか。
おそらく、
刀を振るえぬ身分が対等に武士と渡り合うにはこの方法しかなかったのだろうな。
自らの武器、茶の湯をもって邪魔者を排除する為にはな。
誰もが一度は聞いたことがあるだろう?
『一服盛られた』
と。
その語源が何処にあるのか、よほどの阿呆でなければ想像がついたはずだ。
奴が茶聖などと呼ばれるに相応しい人物かどうか疑問に思えてくるだろう。
ふん。にわかには信じられないだと?
まあ何も知らん可哀想な庶民の答えとしては当然だろうな。
では可哀想な貴様たちにも分かるように一つの事実をこれからお見せしていこうか。
そのせいで俺様のような『影千家』なるものが存在するということをな。
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身長:170cmは確実に。
体重:永遠のヒミツです★
体型:胸元には自信アリ!
趣味:萌えたりキューンってなったり。
特技:一気に駄文を打てること?
好きな食品:
オハヨーマンゴーヨーグルト。
苦手な食品:
酢昆布。
好きなもの:
キューンとするもの。
嫌いなもの:
キューンとしないもの。
性格:見たままです!
口癖:無いと思いますけどー。
仕事:某有名コスメサロン勤務。
副業:茶坊主の行動監視。
坊主:千利仇 末永
あんまり相手にしない方がいいですよ。
すぐに怒り出す茶道の達人らしいです。
どうしてこの人が私の先生と知り合いなのか謎…